新 造型機及びADI熱処理炉稼働のお知らせ
少しアナウンスが遅くなってしまいましたが昨年の造型機の入れ替えに引き続き、
新たにもう一台の造型機(縦横両用)の入れ替えを行いました。
とても大きな設備ですが、業者の方々に設置位置の1ミリの誤差まで丁寧に修正していただき、
現在は毎日忙しく稼働しております。
生砂鋳造法では、モールドと呼ばれる砂型を合わせた間の空洞に鉄が流されて製品ができるのですが
新たに設備した造型機には透明の窓が付いており、
「モールドは造型機内でどうやってできているの?中子は、どう使われるの?」
「モールド内の製品ができる部分はどうなっているの?」
といった今まで口頭の説明だけではなかなか難しかった疑問へも、
実際に見ていただくことでモールドの空間部分がイメージしやすくなるのではないかと思います。
実はこの部分、私自身も入社当時なかなかパッと理解できなかったところでした。
またADI熱処理炉も一基、増設致しました。
強靭性を与える熱処理技法でありながら、引張強さや伸びのある
鋳鉄材にすることができるADI処理につきましては下記のページにて
紹介しております。
https://skk.co.jp/heat_treatment
この技法は鋼鋳物に匹敵する強度を有しながら、軽量化できるとも
言われています。
気になることや、関心をお持ちいただけましたら、
宜しければ一度お問合せ下さい。