SKK | 三條金属株式会社

CASTING鋳造

TYPE 02シェルモールド鋳造

金型に砂を吹き込み焼成し、製品の外側を型取った砂型をつくります。その砂型を10段程度重ね、注湯し製品をつくる工法です。

[写真]シェルモールド鋳造

シェルモールド鋳造の特徴

金型を使って鋳造品を製造するための精密な砂型を造る技術です。砂型強度が非常に強力で金属の膨張にも耐えられるため、寸法精度が非常に良く、焼付きも少なく鋳肌が非常にキレイです。また、中子を使った複雑な形状の鋳物にも強みを発揮します。

シェルモールド鋳造の工程PROCESS

砂型をつくる

RCS砂を原料とした砂を熱した金型に吹込み、焼成して、精密な砂型をつくります。

組立

砂型を1枚ずつエアーで吹き、ホコリなどを払いながら重ね、専用治具で固定し、スキマがないようにします。

注湯

重ねて固定した砂型に湯口カップとフィルターをセットし、溶湯を流し込みます。

バラシ・ショット

冷えたら製品から湯口や湯道を切り離して、砂などを落としてきれいにします。