SKK | 三條金属株式会社

CASTING鋳造

TYPE 01生型鋳造

砂を高圧力で固めた砂型に注湯し製品をつくる工法。
中子を用いて複雑な形状も製作できます。

[写真]生型鋳造

生型鋳造の特徴

金型による生砂造型のため、量産性に非常に長けています。他の鋳造法と比べ造型スピードが速く、製造品の取り出しが容易、型が繰り返し使用できるなどのさまざまなメリットがあります。自動車部品などの大量生産を要する鋳物に適しており、ポピュラーな手法です。

生型鋳造の工程PROCESS

中子をつくる

中子が必要な製品のみ社内にて中子をつくります。
砂の粒がレジンでコーティングされている砂を熱した金型に吹込み中子をつくります。

砂型をつくる
(中子セット)

ベントナイトや水を加えて混練した砂を自動造型機に流し、高圧力で砂型をつくります。
中子は自動造型機にセットします。

注湯(球状化処理)

溶湯を炉(大きい容器)からトリベ(小さい容器)に移し球状化処理をして、自動注湯機にのせ、砂型に溶湯を流し込みます。

堰折り・ショット

冷えたら完成ですが製品には、まだ押湯や湯口などの不要なものがついています。ここで油圧によって開く、堰折り機を用いて切り離し、ショットブラストによって砂などを落としてきれいにします。